CFD取引は市場を通さない相対(あいたい)取引と言って、OTCとも呼ばれている方法で行われます。相対取引とは、OTC=Over The Counter の頭文字をとって作られた略字です。
株式の売買は、東証などの取引所を介してするので、取引所の価格が全世界共通になります。ですので、証券会社を通して購入しても"同じ価格"になります。
しかし、相対取引では売主と買主が直接取引を行う事ができます。つまり、いろいろな場所で取引が行われているので、価格はその場所場所によって、異なります。
CFD取引での株の売買は、一般的な株の売買とは違い、売主と買主との意思がちょうど合致した価格をもって、売買が成立となるのです。
CFD取引を行うためには、投資家は各証券会社(CFDを取り扱う会社)と直接取引を行う仕組みになっているので、このように取引所を通さないCFD取引では、証券会社の提示する価格で取引が進められていきます。
この提示される価格というのは、おおむね市場で取引されている価格と連動はしています。しかし、中には連動していない銘柄もありますので、注意が必要です。
また、証券会社によって値のつけ方はそれぞれで異なります。そのため、価格は各証券会社によって違いが生じます
FXでも、このような相対取引が行われています。
CFD取引では、このように提示された価格で取引を行うため、どの証券会社で取引を行うかが、重要になってきます。ですので、証券会社は、慎重に比較して決定する必要があります。
取引を始める前に気をつける事、それは、信用できる会社をよく比較し、なおかつ、安心して取引ができるところを厳選しなくてはいけません。
CFD取引を始めるにあたっては、このような価格設定の仕組みの他にも、細かい内容を充分理解したうえで、やりましょう!
大きな損失を負わないためにも、商品の内容をろくに理解しないまま、テキトーに取引を行うのは、避けたいです。
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